ゆとり世代の読みもの

ゆとり世代よ、今こそ立ち上がろう

生&命保険②

主な生命保険

基本的な生命保険のタイプには、定期保険、終身保険養老保険があります。

f:id:tuketaku:20190622212057p:plain

 

 

定期保険

 定期保険は、一定の期間内に死亡した場合に、死亡保険金が支払われるタイプの保険です。保険料は掛捨てで、満期保険金はないため、ほかのタイプに比べて保険料が安くなっています。

 

平準定期保険

保険金額が一定の定期保険

 

逓減定期保険

保険金額が一定期間ごとに減少する定期保険(※保険料は一定)

 

逓増定期保険

保険金額が一定期間ごとに増加する定期保険(※保険料は一定)

 

収入保障保険

保険金が年金形式で支払われる定期保険

年金形式ではなく、一時金で受け取ることもできるが、一時金の場合、年金形式の受取額よりも少なくなります。

 

終身保険

 終身保険は、保障が一生涯続くタイプの保険です。

 満期保険金はありませんが、解約時の解約返戻金が多く、貯蓄性の高い商品です。

 ただし、一時払終身保険の場合、早期に解約すると解約返戻金が払込保険料を下回るため、注意してください。

 

養老保険

 養老保険は、一定の期間内に死亡した場合には、死亡保険金を受け取ることができ、満期時に生存していた場合には、満期保険金を受け取ることができるタイプの保険です。

 

 

他にも以下のようなものがあります。

定期保険特約付終身保険

 定期保険特約付終身保険は、終身保険を主契約とし、これに定期保険特約を付けることによって、一定期間の死亡保障を厚くした保険です。

 定期保険の期間を終身保険の保険料支払期間と同じ期間で設定した全期型と、定期保険の期間を、終身保険の保険料支払期間よりも短くした更新型の2つのタイプがあります。

 更新型は、更新時の年齢で保険料が計算されるため、保険料がだんだん高くなります。また、更新時の告知は不要です。

 

利率変動型積立終身保険(アカウント型保険)

 アカウント型保険は、支払った保険料を積立部分と保障部分に、一定の範囲内で自由に設定できる保険です。

 保険料払込期間が満了したあとは、積立金を終身保険や年金に移行することができます。

 

団体保険

 団体(企業や組合など)が契約するタイプの保険です。集団で加入するため、保険料は割安になります。

 

こども保険

 子どもの進学に合わせた祝い金や、満期に満期保険金を受け取ることができる保険です。原則として、親が契約者、子どもが被保険者となります。

 

変額保険

 保険会社が株式や債券等を運用し、その運用成果に応じて保険金や解約返戻金が変動する保険をいいます。変額保険の資産は、定額保険の資産(一般勘定)とは別の口座(特別勘定)で運用されます。

 

種類

一生涯保障が続く「終身型」

保険期間が一定の「有期型」

いずれも、死亡保険金と高度障害保険金には最低保証がありますが、解約返戻金や満期保険金には、最低保証はありません。つまり、保険が終わるときは、保証されません。

 

 

 

個人年金保険

 契約時に決めた一定の年齢に達すると年金を受け取ることができる保険です。

 

終身年金

生存している間、年金が受け取れるタイプ

 

保証期間付終身年金

保証期間中は生死に関係なく、保証期間後は生存している場合に、年金が受け取れるタイプ

 

有期年金

生存している間の一定期間、年金を受け取れるタイプ

 

保証期間付有期年金

保証期間中は生死に関係なく、保証期間後は生存している間の一定期間に、年金が受け取れるタイプ

 

確定年金

生死に関係なく、一定期間年金を受け取れるタイプ

 

夫婦年金

夫婦のいずれかが生存している限り、年金を受け取れるタイプ

 

変額個人年金保険

 保険会社が株式や債券等を運用し、その運用成果に応じて年金や解約返戻金の額が変動する保険をいいます。

 年金支払開始前に死亡した場合に受け取る死亡給付金には、一般的に最低保証がありますが、解約返戻金には、最低保証がありません。