ほんとに借りるの?~奨学金という名の足枷~
子ども教育にいくらかかると思いますか?
あるいは、いくらかかっていますか?
文部科学省の調べてでは、幼稚園から高校まですべて公立の場合、1,486千円。
すべて私立の場合、3,441千円かかるそうです。これに大学まで行くとなると。。。
もはや考えたくなくなりますね。
※平成28年度子供の学習費調査の結果について
わが子にはいい教育を受けさせたいと思う親が大半だと思います。
今日は、そんな方たちを応援する「教育ローン」のお話です。
私は、教育ローンというのは奨学金のことだと思ってました。他にもあったことすら知らなかったです。
まだ子はいませんが、今知れてよかった。
皆さん一緒に勉強していきましょう。
教育ローン
教育ローンには、公的ローンと民間ローンがあり、公的ローンの主なものに教育一般貸付(国の教育ローン)があります。
融資限度額・・・学生ひとりにつき350万円まで
返済期間 ・・・最長15年
融資元 ・・・日本政策金融公庫
奨学金制度
奨学金といえば、日本学生支援機構が行う奨学金制度があります。これを借りている人が多いのではないでしょうか
同機構の奨学金制度には、2種類あります。
・第1種奨学金・・・無利息
・第2種奨学金・・・利息付
第2種の方が、本人の学力や家計の収入等の基準がゆるく設定されています。
こんな奨学金もあります
稼ぐ「奨学金」
新聞奨学生など「働きながら進学する」奨学金制度を指します。
稼ぐ奨学金の良いところは、在学中に返済できるため「経済的負担」が少なく、申請条件もゆるやかな点です。
新聞販売店の仕事に従事することになりますが、4年間だけでなく、1年は新聞奨学生、残りは奨学金でカバーするなど、自由な組み合わせができます。
授業数の少ない1回生・2回生の間は新聞奨学生となり、就職活動に専念したい時期は、奨学金を受けるという使い方もできます。
もらう「奨学金」
もらう奨学金は「給付型の奨学金」と、呼ばれています。
100%学費のサポートを受けられ、卒業後の返済は不要です。もらう奨学金は、卒業後の返済負担が無く、経済的・精神的負担の少ない奨学金制度です。
その代わりに、もらう奨学金は一般の奨学金より「審査の基準」が厳しく、募集枠が少ないという問題があります。一部の成績優秀者のみ利用できる制度で、採用の倍率も全体的に高くなっています。
ただ、交通遺児の支援や疾病者の支援奨学金に関しては、成績よりも「本人の資質」や家計状況が重要視されます。
ちなみに筆者も第2種です。月々の返済は2万円弱です。地味にきいてきます。28歳にしてようやく半分くらい返したところですかね。
社会人になって返済してから実感しましたが、月々2万自由なお金があったら、結構好きなことできるなと。
実際、高校生の頃はお金のことなんてなにも勉強していなかったです。ましてや学費のことなど1ミリも。。。
大学生の時は楽だなあと思ってましたが、時間も自由もある大学生のうちに、お金の稼ぎ方を学んでおけば、ここまでお金に苦労する必要もなかったかなと思ったり。。。
今現在借りるか迷っている方がいたら、借りない方法を考えてみてはいかがでしょうか。最低でも無利息の第1種奨学金が借りられる努力をしてみてはいかがでしょうか。