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問題解説㉖~株式2~

次の各文章の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組み合わせを(1)~(3)のなかから選びなさい。

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1.取引所における株式の売買注文の形態には、売買価格の限度を明示して注文する(①)と、売買価格を明示しないで注文する(②)がある。[2010年5月試験]

(1)①指値注文 ②逆指値注文

(2)①指値注文 ②成行注文

(3)①成行注文 ②指値注文

 

2.指値注文によって株式を買う際には、希望する価格の(①)を指定する。同一銘柄について、市場に価格の異なる複数の買い指値注文がある場合には、価格の(②)注文から優先して成立する。[2017年1月試験]

(1)①上限 ②低い

(2)①下限 ②低い

(3)①上限 ②高い

 

3.株式投資において、株価が割安か割高かを判断する指標の1つである( )は、株価を1株当たり純利益で除して求められる。[2014年9月試験]

(1)PER

(2)PBR

(3)ROE

 

4.株式の投資指標であるPBR(株価純資産倍率)は、株価を1株当たり(①)で除すことで算出できるが、一般に、この値が低いほど、その株式は(②)であると判断される。[2012年9月試験]

(1)①純利益 ②割高

(2)①純利益 ②割安

(3)①純資産 ②割安

 

5.株式の投資指標において、株価に対する配当金の割合を示すものを( )という。[2015年5月試験]

(1)配当性向

(2)配当利回り

(3)配当成長率

 

 

1.取引所における株式の売買注文の形態には、売買価格の限度を明示して注文する(①)と、売買価格を明示しないで注文する(②)がある。

 

正解は、(2)①指値注文 ②成行注文です。

ちなみに、逆指値注文は、ある価格以上になったら買う。ある価格以下になったら売る。ような場合に使います。

 

2.指値注文によって株式を買う際には、希望する価格の(①)を指定する。同一銘柄について、市場に価格の異なる複数の買い指値注文がある場合には、価格の(②)注文から優先して成立する。

 

正解は、(3)①上限 ②高い

 

3.株式投資において、株価が割安か割高かを判断する指標の1つである( )は、株価を1株当たり純利益で除して求められる。

 

正解は、(1)PERです。

 

PERは、Price Earnings Ratio(株価収益率)

株価/1株あたり純利益

 

PBRは、Price Book-value Ratio(株価純資産倍率)

株価/1株あたり純資産

 

ROEは、Return On Equity(自己資本利益率

税引後当期純利益自己資本×100

 

4.株式の投資指標であるPBR(株価純資産倍率)は、株価を1株当たり(①)で除すことで算出できるが、一般に、この値が低いほど、その株式は(②)であると判断される。

 

正解は、(3)①純資産 ②割安です。

PBRが1倍ということは、その会社の株価が解散価値と同じということです。

 

5.株式の投資指標において、株価に対する配当金の割合を示すものを( )という。

 

正解は、(2)配当利回りです。