問題解説㉕~株式~
次の各記述のうち、正しいものには〇を、誤っているものには✖をつけなさい。
1.証券取引所を通じた上場株式の売買において、指値注文で買付けを行った場合、指値と同値あるいは指値よりも高い株価で約定する。[2012年1月試験]
2.日経平均株価は、東京証券取引所市場第一部に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される株価指標である。[2015年1月試験]
3.東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所市場第一部に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される株価指標である。[2014年9月試験]
4.証券取引所において、同一銘柄の株式について、売注文1,000株と買注文1,000株の売買が成立したときの売買高(出来高)は、2,000株である。[2011年1月試験]
5.株式分割は株式を一定の比率で分割することであり、ある企業が1株を2株に分割した場合、その企業の株式を1,000保有している投資家の保有株式数は500株となる。[2013年5月試験]
1.証券取引所を通じた上場株式の売買において、指値注文で買付けを行った場合、指値と同値あるいは指値よりも高い株価で約定する。
正解は、✖です。
指値は同値あるいは低い株価で約定します。
2.日経平均株価は、東京証券取引所市場第一部に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される株価指標である。
正解は、✖です。
日経平均株価は、東証1部上場している銘柄のうち、代表的な225銘柄の株価を平均したもので、株価の高い銘柄(値がさ株)に影響されやすいです。
3.東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所市場第一部に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される株価指標である。
正解は、〇です。
時価総額の大きい銘柄に影響されやすいです。
4.証券取引所において、同一銘柄の株式について、売注文1,000株と買注文1,000株の売買が成立したときの売買高(出来高)は、2,000株である。
正解は、✖です。
1,000株の売買が成立されたことから、1,000株です。
5.株式分割は株式を一定の比率で分割することであり、ある企業が1株を2株に分割した場合、その企業の株式を1,000保有している投資家の保有株式数は500株となる。
正解は、✖です。
1株が2株になるので、1,000×2=2,000株です。