景気とその影響
景気のサイクル
景気は不景気→景気の拡大→好景気→景気の下降→不景気とぐるぐると回ります。
インフレとデフレ
インフレ
インフレとは、物価が継続的に上昇し、その分、貨幣価値が下がった状態をいいます。
100円だったものが、200円になったということは、硬貨1枚の価値が硬貨2枚の価値になり、貨幣の価値は下がったことになります。
デフレ
デフレとは、物価が継続的に下落し、その分、貨幣価値が上がった状態をいいます。
200円だったものが、100円になったということは、硬貨2枚の価値が硬貨1枚の価値になり、貨幣の価値は上がったことになります。
景気と金利
景気が良くなると、モノを買うためにお金を借りる人が増えるので、金利は上昇します。反対に、景気が悪くなると、金利は下落します。
景気が良ければ金利が高くともお金がありますので、支払ができますが、景気が悪ければお金もないですから、金利が高ければ支払うことができませんよね。
物価と金利
物価が上がると、モノを買うためにお金がたくさん必要になるので、金利は上昇します。反対に、物価が下がると金利は下落します。
物価が下がれば、そもそもお金を借りる必要がなくなるので、金利が高ければなおさら借りませんよね。
為替と金利
為替が円高になると、輸入製品の価格が下がるので、結果として金利は下落します。反対に円安になると、輸入製品の価格が上がるので、金利は上昇します。
円高は円が高くなるため、貨幣の価値が上がるといこと。つまりお金を借りなくても買える状態ですから、金利は下がります。
円安は、円が安くなるため、貨幣の価値が下がるということ。つまりお金を借りなければ買えない状態ですから、金利は上がります。
景気と株価
景気が良くなると、企業の業績が良くなるので、株価は上昇します。反対に、景気が悪くなると、企業の行政気が悪くなるので、株価は下落します。