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問題解説⑫~生命保険2~

次の各記述のうち、正しいものには〇を、誤っているものには✖をつけなさい。

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1.養老保険は、一般に満期保険金の額と死亡・高度障害保険金の額が同額であり、生死混合保険に分類される。[2013年1月試験]

 

2.特定疾病保障定期保険特約では、一般に、被保険者が保険期間中に特定疾病以外の原因により死亡した場合、保険金は支払われない。[2015年5月試験]

 

3.契約者(=保険料負担者)を父親、被保険者を子とする学資(こども)保険において、保険期間中に子が死亡した場合、一般に、以後の保険料の払込みが免除されたうえで保険契約が継続し、契約時に定めた学資祝金や満期祝金が支払われる。[2012年9月試験]

 

4.生命保険の災害割増特約では、被保険者が不慮の事故による傷害を直接の原因として、その事故の日から起算して240日以内に死亡または高度障害状態となった場合、災害割増保険金が支払われる。[2014年9月試験]

 

5.契約転換制度を利用して、現在加入している生命保険契約を新たな契約に転換する場合、転換後の保険料には、転換前契約時の保険料率が引き続き適用される。[2015年1月試験]

 

6.生命保険の継続した保険料の払い込みには一定の猶予期間があり、月払いの場合には保険料払込期月の翌月初日から翌々月末日までとなっている。[2017年1月試験]

 

 

1.養老保険は、一般に満期保険金の額と死亡・高度障害保険金の額が同額であり、生死混合保険に分類される。

 

正解は、〇です。

死亡保険金も受け取れるし、満期時に生存していた場合は、満期保険金を受け取ることができます。

 

2.特定疾病保障定期保険特約では、一般に、被保険者が保険期間中に特定疾病以外の原因により死亡した場合、保険金は支払われない。

 

正解は、✖です。

保険期間中に特定疾病保険金が支払われずに、特定疾病以外の原因によって死亡した場合には、死亡保険金が支払われます。

 

3.契約者(=保険料負担者)を父親、被保険者を子とする学資(こども)保険において、保険期間中に子が死亡した場合、一般に、以後の保険料の払込みが免除されたうえで保険契約が継続し、契約時に定めた学資祝金や満期祝金が支払われる。

 

正解は、✖です。

死亡したのが親であれば、正しい文章となります。

 

4.生命保険の災害割増特約では、被保険者が不慮の事故による傷害を直接の原因として、その事故の日から起算して240日以内に死亡または高度障害状態となった場合、災害割増保険金が支払われる。

 

正解は、✖です。

180日以内であれば正しい文章となります。

だいたい半年と覚えておきましょう。

 

5.契約転換制度を利用して、現在加入している生命保険契約を新たな契約に転換する場合、転換後の保険料には、転換前契約時の保険料率が引き続き適用される。

 

正解は、✖です。

転換後の保険料は、転換時の保険料率により計算されます。

 

6.生命保険の継続した保険料の払い込みには一定の猶予期間があり、月払いの場合には保険料払込期月の翌月初日から翌々月末日までとなっている。

 

正解は、✖です。

月払い・・・翌月初日から末日まで

半年、年払い・・・翌月初日から翌々月の月単位の契約当日まで