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問題解説⑩~保険の基本2~

次の各文章の( )内にあてはまる最も最適な文章、語句、数字またはそれらの組み合わせを(1)~(3)のなかから選びなさい。

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1.生命保険の保険料は、( )や収支相等の原則に基づき、主として3つの予定基礎率を用いて算出される。[2015年1月試験]

(1)大数の法則

(2)適合性の法則

(3)利得禁止の原則

 

2.生命保険会社が破綻した場合、生命保険契約者保護機構により、破綻時点のおける補償対象契約の( )の90%(高予定利率契約を除く)までが補償される。[2015年10月再試験]

(1)解約返戻金

(2)死亡保険金
(3)責任準備金等

 

3.少額短期保険業者が1人の被保険者から引き受ける保険金額の総額は、原則として( )を超えてはならない。[2017年9月試験]

(1)1,000万円

(2)1,200万円

(3)1,500万円

 

4.保険業法の規定によれば、保険契約の申込者等が保険契約の申込の撤回等に関する事項を記載した書面を交付された場合、原則として、その交付日と申込日のいずれか遅い日から起算して( )以内であれば、書面により申込の撤回等をすることができる。

[2015年10月再試験]

(1)8日

(2)10日

(3)14日

 

5.保険業法で定められた保険会社の健全性を示す(①)は、保険金等の支払余力がどの程度有するかを示す指標であり、この値が(②)を下回った場合、監督当局による早期是正措置の対象となる。[2017年5月試験]

(1)①ソルベンシー・マージン比率 ②200%

(2)①レバレッジ比率 ②200%

(3)①自己資本比率 ②400%

 

6.保険法の規定によれば、保険契約者等に告知義務違反があった場合、保険者は原則として保険契約を解除できるが、この解除権は、保険者が解除の原因があることを知った時から( )行使しないとき、または契約締結の時から5年を経過したときは消滅する。[2014年9月試験]

(1)1ケ月

(2)2ケ月

(3)3ケ月

 

 

1.生命保険の保険料は、( )や収支相等の原則に基づき、主として3つの予定基礎率を用いて算出される。

 

正解は、(1)大数の法則です。

ちなみに、大数の法則とは、少数では何の法則もないことでも、大数でみると一定の法則があることをいいます。

 

2.生命保険会社が破綻した場合、生命保険契約者保護機構により、破綻時点のおける補償対象契約の( )の90%(高予定利率契約を除く)までが補償される。

 

正解は、(3)責任準備金等です。

ちなみに、責任準備金とは、保険会社が将来、支払う保険金等のために積み立てておく金額です。

 

3.少額短期保険業者が1人の被保険者から引き受ける保険金額の総額は、原則として( )を超えてはならない。

 

正解は、(1)1,000万円です。

 

4.保険業法の規定によれば、保険契約の申込者等が保険契約の申込の撤回等に関する事項を記載した書面を交付された場合、原則として、その交付日と申込日のいずれか遅い日から起算して( )以内であれば、書面により申込の撤回等をすることができる。

 

正解は、(1)8日です。

ちなみに、クーリングオフができない場合は下記のとおり

①保険会社の営業所に出向いて契約をした場合

②保険期間が1年以内の保険の場合

③契約にあたって医師の診査を受けた場合 等

 

5.保険業法で定められた保険会社の健全性を示す(①)は、保険金等の支払余力がどの程度有するかを示す指標であり、この値が(②)を下回った場合、監督当局による早期是正措置の対象となる。

 

正解は、(1)①ソルベンシー・マージン比率 ②200%です。

数値が高ければ高いほど安全性が高い。

 

6.保険法の規定によれば、保険契約者等に告知義務違反があった場合、保険者は原則として保険契約を解除できるが、この解除権は、保険者が解除の原因があることを知った時から( )行使しないとき、または契約締結の時から5年を経過したときは消滅する。

 

正解は、(1)1ケ月です。

知ってるときは1ケ月

知らないときは5年です。