問題解説⑱~損害保険3~
次の各文章の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組み合わせを(1)~(3)のなかから選びなさい。
1.損害保険において保険金額が保険価額を下回っている(①)の場合に、保険金額の保険価額に対する割合に応じて、保険金が削除して支払われることを(②)という。[2011年5月試験]
(1)①超過保険 ②実損てん補
(2)①一部保険 ②比例てん補
(3)①超過保険 ②比例てん補
2.地震保険の保険金額は、火災保険等の主契約の保険金額の一定範囲内で定められているが、居住用建物については(①)、生活用動産については(②)の上限が設けられている。[2015年5月試験]
(1)①3,000万円 ②1,500万円
(2)①3,000万円 ②1,000万円
(3)①5,000万円 ②1,000万円
3.地震保険料控除の控除限度額が、所得税では(①)、住民税では(②)である。[2016年1月試験]
(1)①4万円 ②2万5,000円
(2)①5万円 ②2万5,000円
(3)①5万円 ②2万8,000円
4.自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)では、( )を補償の対象としている。[2015年5月試験]
(1)対人賠償事故のみ
(2)対物賠償事故のみ
(3)対人賠償事故および対物賠償事故
5.自動車損害賠償責任保険において、死亡による損害に対して支払われる保険金の限度額は、被害者1人につき、( )である。[2017年5月試験]
(1)2,000万円
(2)3,000万円
(3)4,000万円
1.損害保険において保険金額が保険価額を下回っている(①)の場合に、保険金額の保険価額に対する割合に応じて、保険金が削除して支払われることを(②)という。
正解は、(2)①一部保険 ②比例てん補
「下回っている」の時点で超過はしていませんし、「割合に応じて」の部分で比例と判断します。
2.地震保険の保険金額は、火災保険等の主契約の保険金額の一定範囲内で定められているが、居住用建物については(①)、生活用動産については(②)の上限が設けられている。
正解は、(3)①5,000万円 ②1,000万円です。
3.地震保険料控除の控除限度額が、所得税では(①)、住民税では(②)である。
正解は、(2)①5万円 ②2万5,000円です。
地震はゴゴゴゴゴゴゴッーーーーーって起きますよね?だから5万円です。住民税はその半分です。
4.自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)では、( )を補償の対象としている。
正解は、(1)対人賠償事故のみです。
自賠責保険は、強制加入です。
死亡事故・・・最高3,000万円
傷害事故・・・最高120万円(後遺障害の場合75万円~4,000万円)
5.自動車損害賠償責任保険において、死亡による損害に対して支払われる保険金の限度額は、被害者1人につき、( )である。
正解は、(2)3,000万円です。