ゆとり世代の読みもの

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わしはいつまで生きられるんじゃ~老後資金の話①~

65歳を迎えたとき、あなたは仕事をしてますか?

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最近、定年の引き上げの話も出てきていますが、私はできることなら65歳になる前にリタイヤしてしまいたいと思っています。

そんなことはさておき、65歳で定年を迎え、今後の生活をどのように過ごすのか。自分が死ぬまでにお金がどのくらいかかるのか。気になりますよね。

今日からはそんなお話です。

 

 

リタイアメントプランニング

リタイヤメントプランニングとは、退職後や老後の生活設計のことをいいます。

 

老後生活資金には主に3つあります。

  • 退職金
  • 年金
  • 貯蓄

今日は、退職金について、お話します。

 

退職金

 まず、私もこの記事を書いている時に知ったのですが、退職金は法律で定められた制度ではなく、会社ごとに規則が定められている制度です。そのため、原則的に就業規則で定めがなければ、会社は退職金を支払わなくても違法にはなりません。

 

 厚生労働省が発表している平成25年『就労条件総合調査結果の概要』によると、退職給付制度の有無に関して、従業員数1,000人以上の企業が93.6%の割合で制度を導入しているのに対し、30人から99人の企業は72.0%と退職金制度を取り入れている企業が21.6%少ないという結果が出ています。


 つまり、ほとんどの企業でもらえますが、企業規模が大きいほどもらえる可能性が高く、規模が小さい会社では退職金制度がない企業もあるということです。

 

 では、実際にいくらもらえるのでしょうか

 平成25年に厚労省から発表された『就労条件総合調査結果の概要』によると、20年以上勤めた45歳以上の退職者で、定年を迎えた人がもらった退職金(一時金・年金)の平均は、

 

「高校卒(現業職)」1,128万円

「高校卒(管理・事務・技術職)」1,673万円

「大学卒(管理・事務・技術職)」1,941万円


 会社都合や自己都合による退職をした人の平均は、784万円~1,807万円と定年退職者に比べると、もらえる退職金の平均値が低くなっています。


 最も多く退職金をもらえる可能性があるのが、早期退職(優遇措置あり)をした場合で、1,418万円から1,966万円と定年退職者よりも高くなっています。

 

 正直、これだけ?って感じてしまいました。退職金をそこまであてにしていたわけではありませんが、やっぱり実際の額を聞いてしまうと思わずこういう感想になってしましました。

 私はここで知れたことを幸運だと思い、今のうちからコツコツ準備していきたいと思います。

 

今日はこの辺で