ゆとり世代の読みもの

ゆとり世代よ、今こそ立ち上がろう

君たちはどう生きるか~プランニングと三種の神器~

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 人生設計を本気でしている人は何人いるのでしょうか

 何歳くらいまでに結婚したい、子供は2人はほしいかな、家にシアタールームつけたい。そんな漠然としたものではなく、リアルガチなプランニングの作り方のお話を今回はしたいと思います。

 

 

 ファイナンシャル・プランナーがライフプランニングを行うなう場合、下記の通りに進めます。

 

ライフプランニングの手順

1 相手の希望や目的、現状を聞く

2 聞いた情報をもとに現状の問題点を分析する

3 問題点を解決するための対策とプランを立案する

4 プランの実行をする

 

 一番重要なのはやはり1だと思います。相手との信頼関係の度合いにもよりますが、どこまで深堀できるか、本来の望みはなんなのか把握できるかどうかでプランの出来が決まってくるのではないでしょうか。

 

 

プランを作る際に使う道具は3つ

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・ライフイベント表

キャッシュフロー

・個人バランスシート

 

ライフイベント表

 何年に何歳でその時どんなイベントがあるかを一目でわかるようにする表です。

 自分の希望を書き出すことにより視覚的に捉えることができます。

 もしかしたらこの時点で「ここで車買わなくてもいいかも」なんて本当に必要かどうかも再確認できるかもしれません。

 

キャッシュフロー

 将来の収支状況と貯蓄残高の予想をまとめた表です。

 これを作ることによって「あれ、子供が入学するけど、貯蓄が足りないかも」というような問題点を明らかにすることができます。

 

個人バランスシート

 ある時点における資産と負債のバランスを見るための表です。

 こちらは上記の長期的な視点ではなく「今資産がどれくらいあって負債がいくらあるのか」という「今」を把握するためのものです。

 

以上の3つはこちらの日本FP協会さんのサイトにPDF版およびExcel版があります。

www.jafp.or.jp

 

 

 自分の人生を設計する上でお金というものは非常に重要なものとなります。

 長期的な視点を持つことによって今の行動が変わります。

 また、表に書き出すことによって「本当に必要なのか」ということも改めて考えることも大事なことだと思います。

 人はよく考えたつもりをします。視覚で見るのと頭で考えるのは大きな差があると私は思っています。

 また、視覚で捉えることによって気づかなかったことが出てくることが私の経験上多々あります。

 

 皆様も、一度自分の人生を書き出してみてはいかがでしょうか。